物を造る、生み出す人々は 偉い
とつくずく思う。40歳を越えてから
特にそう思う。
自分は、造る事も生み出す事もしない職業に就いて
20数年を経過したが。
虚業の最たるものは、数字を動かしてお金を得る事だろう。
それで、巨額の金を得る事が悪いという気はサラサラないが
虚業は、実業の元気さ、健全さがあってこそ
成立していることを忘れたくないのだ。
投資も、投資先が利益を生まなければ、損をする。
実業の世界に実利があってこそである。
株もそうである。
僅か60年前、金が意味を持たない時代を過ごした事を
日本人は忘れてしまったのだろうか?
戦中・戦後の混乱期、生産拠点と担い手を失って
食べ物も衣類も、住宅もなにもかもが不足した時代
高価な衣服や宝石等を、わずかな米や野菜に換えて
飢えを凌いだ時代。
物を造る者の天下、紙幣は紙屑だった時代が
確かにあったのだ。
- 関連記事
-
スポンサーサイト