枠順も確定し、金曜日の夕方に前売り馬券も売り出されて
オッズ(配当倍率)も発表された。
予想どおり、フサイチホウオーが断然の一番人気で単勝1.3倍。
アッシの本命ヴィクトリーは離れた2番人気。単勝11倍である。
人気というのは不思議なもので、馬同士の実力差を
素直に反映する時と、そうでない時がある。
FホウオーがNブライアンやDインパクト並の人気を
背負うほどの馬だろうか?
負けてなお強しと思わせる馬はかつてもいた。
かつてのメジロブライト、去年のAムーンやFジャンクもそうだった。
脚を余して負けた とか
あと50mあれば突き抜けていた とかなんとか。
言っても詮無いセリフである。
実際にゴール板のところでは、きっちり負けていたのだから。
去年のMサムソンは、結局ダービーレース当日に1番人気になった。
本命は、ヴィクトリー、すんなり先行、逃げ切れると見た。
勝てば3年続けて2冠馬誕生ということになる。
皐月賞のタイムよりも各ハロン(200m)毎のラップが凄い
12秒3以下のラップを刻んだ逃げ。
道中サンツェッペリンに二度つつかれながらのこのラップタイムは
アイネスフウジンやミホノブルボンを髣髴とさせる。
どちらも、府中の2400、ダービーを逃げ切った馬だ。
圧勝もあるのではないか。
対抗は、東京で3勝のFホウオー。これはやはり外せない。
フサイチというのは馬主の冠号だが、
去年のFジャンクよりはずっと信頼が置けそうだ。
そして、トライアルレースの内容から、ゴールデンダリア
ホウオーの末脚ばかりが注目されているが、こちらもコンスタントに
上がり3ハロン、33秒台を刻んでいる
この3頭で1・2・3着を占めるとみた。
ただ、2・3着には他にも候補がある。
皐月賞2着のサンツェッペリン、京都新聞杯タスカータソルテ
青葉賞ヒラボクロイヤル、牝馬の③ウオッカ
ここ5年、前走皐月賞以外で、連に絡んだのは、各レースの1着馬
前走3着のタニノギムレットは1番人気だった。
血統も注目したいのは、母の父
このところ、2着には、母の父ノーザンテーストの馬がきている。
ゴールデンダリア、タスカータソルテがそう。
府中の中距離といえばトニービンの仔馬達。
ホウオー・タスカータソルテの父ジャングルポケットも
トニービンの仔馬だった。
母の父としても注目したい。
2004年2着ハーツクライ、
2006年3着ドリームパスポートがそう。
今年は、ヴィクトリーが母の父トニービン
サニーブライアンの大西36歳
カッチーも36歳今年の年男である。
カッチー、初のダービー制覇なるか?
調教師の音無が現役時、ノアノハコブネで
オークスを制覇したのが36歳
ま、これは余談です。
さて、今日も前売りが売られている。
金曜売りでドカンと一頭に買いが入れば人気急上昇ということがよくあること。
それなりの発券状況になってからの単勝人気が、
どのように変動するか、楽しみだ。
明日は、一日競馬漬けである。出発は午前7時。
今日は早く休もう。
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