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 自分の命は、自分で守る 足腰命

 山形にも、鳥海山・月山・蔵王山・飯豊連峰・大朝日岳・吾妻連峰と百名山に、六座載せられている。いずれも良い山々である。
 特に前の三つは、コースによっては、日帰り可能。健脚なら半日というのもある。
 百名山ブームにあやかって、旅行会社もツアーを組むようになった。どのツアーも大盛況のようだ。しかしである。二十台ならいざ知らず、わき目もふらづに頂上へ。そして、慌しく下山し、次のピークへの繰り返し。ピークハンティングも結構ですが、ちょっと急ぎ過ぎではないでしょうか。時間も(お金も?)ある中高年。ゆっくり生きましょうよ。
山形の鳥海・月山・蔵王二泊三日のツアーが、あったそうな。
そのツアーで、二日目、月山の下山中、足を挫いた参加者の一人を、
携帯で防災ヘリ呼んで下界に降ろしてもらい、残った一行は次の目的地蔵王へと移動したそうな。命に別状ないなら、ヘリ呼ぶな。
動けなくなった仲間は担いで降りろ、です。
ツアーは、個人の集まり、同行者は仲間ではないのですね。
ガイドの質も、数も問題でしょう。旅行約款には、自己責任とかなんとか書いてあるんでしょうねぇ。山岳ガイドは、旅行の添乗員とは、違うと思う。不測の事態に対処出来る添乗員であって欲しい。怪我した人はお荷物だから、現地の救助機関におまかせして、自分達は山行を続ける
とは・・・・・。開いた口が塞がらない。参加人数に合わせたガイドの数も必要だろうし。自分のレベルに合った山行なのかを、参加する人も良ーく考えて欲しい。
天候の急変、高温、風、雨、雷、足場の悪い登山道・・
不測の事態が起こる要因はそこらじゅうに転がっています。
捻挫、骨折、切り傷擦り傷による出血。事故の多くは下りで起きています。 
 
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 いやー、ホンとに大ブームっすねぇ。
 でも、ちょっと待ってくれというのが多いのも事実なのです。
 深田久弥氏は、すでに故人です。あの世の氏も、ご自分が世に出した本が、こんなに多くの人々の登山の動機になろうとは思ってもいなかったのでは。
 登山と文筆の一生を氏が終えられたのは、山梨県の山を登山中でありました。小生、叔父に薦められて、この本を読んだのは20歳のとき、今から27年前です。氏は、長い々々登山人生で登られた1500を超える日本の山々の中から、氏の基準に従って百名山を選び文章にまとめられました。
氏の百名山以外は名山にあらず、もしくは登るに値しないかのような
現今の風潮は、山そのもの、登山そのものをこよなく愛し、本を書かれた氏の、望む所ではないと思います。
 百名山に取り上げられた山は、シーズンともなれば、いずこも大賑わいのようです。マナーの低下及び登山常識の無さは、ヒドイものです。そのヒドサについては連載2以下で少しづつお話いたします。


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